皆さんは個人を売り込んでいますか?

巷ではTwitterやブログなどの匿名での媒体が普及していますが、ビジネスでは匿名での発言や売り込みは、まったく相手にされません。
匿名であることは、発言に責任が生じないことになり、価値がありません。

販促新聞の10号でも書きましたが、Googleでは検索結果に専門性の高い人の記事を優先すると明言しています。
専門性の高い人と見られるために、絶対的に必要な条件が個人名と肩書です。

このことはネットの世界だけではありません。
通常の業務や対面での対応でも肩書は非常に重要です。ここでの肩書とは「課長」とか「部長」などのことではありません。
各従業員一人一人が持っているビジネススキルやポジションに基づいた肩書です。

例えば営業職の肩書も、ただの営業部ではアピールがたりません。「企画提案営業係」「導入利益試算担当」など専門性を持たせます。
ただの営業マンでは売り込まれそうで敬遠されがちでも、利益につながる話をしてくれる人の話には興味を持たれるはずです。
また、技術者などの場合にも、「◯◯専門担当」や「◯◯技術者」などの持っているスキルを肩書として利用するべきです。

そしてこれらの肩書やスキルを、スタッフ紹介や名刺などに入れるべきです。さらに、スタッフ一人一人がそれぞれの特徴を持ち、魅力的であるようにアピールするべきです。名刺などに写真・似顔絵・プロフィールを載せることをおすすめします。

魅力的な印象を与えることが、お客にとっても信頼感や親しみやすさにつながります。
会社のファンになってもらうことと同時に、スタッフのファンを増やしましょう。